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多発性硬化症(MS)の特徴

MSは、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、症状が「再発」したり「寛解」したりを繰り返す病気です

MSは、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、様々な症状が現れるようになる病気です。MSになると多くの場合、症状が出る「再発」と、症状が治まる「寛解」を繰り返します。

なお、多発性硬化症は英語で“Multiple(空間的・時間的に多発する)Sclerosis(硬化)”といい、その頭文字をとって“MS(エムエス)と呼ばれています。

病巣のできる場所

脳、脊髄、視神経のあちらこちらにできる

病巣の出来る場所

症状の起こり方

多くの場合、「再発」と「寛解」を繰り返す

症状の起こり方
症状の起こり方

世界では約230万人、日本では19,000人を超え、年々増加傾向にあります

MS患者さんの数は、世界で約230万人といわれており、欧米で比較的多く、アジアやアフリカでは比較的少ない傾向がみられます。特に、緯度が高くなるにつれて多くなるといわれています。
日本では、約19,000人のMS患者さん(視神経脊髄炎を含む)が報告されており、年々増加傾向にあります。

※難病情報センターホームページ(特定疾患医療受給者証の交付数):https://www.nanbyou.or.jp/entry/1356

20~30歳代に多く、男性よりも女性に多い傾向にあります

MS患者さんは20~30歳代で発症する人が多く、また女性のほうが男性よりも約3倍も多いことがわかっています。

日本のMS患者さんの発症年齢(2004年)

日本のMS患者さんの発症年齢(2004年)
[吉良 潤一:日本医事新報 4301:53-59, 2006]

日本のMS患者さんの男女比(2004年)

日本のMS患者さんの男女比(2004年)
[Osoegawa M et al:Mult Scler 15(2):159-173, 2009]

MSはうつる病気ではなく、遺伝病でもありません

MSは細菌やウイルスによる感染症ではないので、決して他の人にうつることはありません。
MSは遺伝病ではなく、お子さんにMSが遺伝する可能性は非常に低いと考えられています。

MSはうつる病気ではない

MSはうつる病気ではない
MSはうつる病気ではない

MSは遺伝病ではない

MSは遺伝病ではない

多発性硬化症(MS)の原因は?どんな症状があるの?

【総監修】
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院 理事長
深澤 俊行 先生

よくあるご質問【病気・症状、日常生活、治療】に専門医よりお答えします