MSを治療せずにいると、どうなるの?
体の機能の障害が徐々に進行してしまうことも少なくありません
多発性硬化症(MS)は多くの場合、「再発(症状が出る)」と「寛解(症状が治まる)」を繰り返しますが、症状が治まっている寛解期であっても、MSが治ったわけではなく、水面下ではミエリンが持続的に障害されているといわれています。そのため、MSを治療せずに放っておくと、体の機能の障害が徐々に進行してしまうことも少なくありません。
MSによる障害の進行[イメージ図]
![MSによる障害の進行[イメージ図]](/sites/tahatuseikoukasyo_jp/files/styles/twoup_layout_desktop_1080/public/2020-10/01-01_1.png?itok=QEUOlLPf)
MSを治療せずにいると、「脳」はどうなるの?
脳萎縮が起き、「認知機能障害」が現れることも少なくありません
MSを治療せずに放っておくと、脳の容積が減少(脳萎縮)し、脳萎縮の進行と ともに、認知機能障害(集中力・理解力・記憶量の低下など)が現れることも少 なくありません。
MSによる脳萎縮と認知機能障害[イメージ図]
![MSによる脳萎縮と認知機能障害[イメージ図]](/sites/tahatuseikoukasyo_jp/files/styles/twoup_layout_desktop_1080/public/2020-10/02-01_0.png?itok=XjLfNgAl)
脳萎縮の進行とともに、認知機能障害が現れることが少なくありません。
【総監修】
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院
院長 深澤 俊行 先生
よくあるご質問【病気・症状、日常生活、治療】に専門医よりお答えします